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【メディア会見録】1月(上)NHK会長「赤字覚悟の値下げだ」

文化放送の生ワイド番組「大竹まこと ゴールデンラジオ!」でパーソナリティーを務めるタレントの大竹まことさん(左)とアシスタントの太田英明アナウンサー(大塚創造撮影)
文化放送の生ワイド番組「大竹まこと ゴールデンラジオ!」でパーソナリティーを務めるタレントの大竹まことさん(左)とアシスタントの太田英明アナウンサー(大塚創造撮影)

 1月に行われたテレビ・ラジオ各局の会見では、NHKの会長が今年を「大きな転機となる年」と覚悟を示した。ニッポン放送の常務は、報道番組が文化庁芸術祭ラジオ部門ドキュメンタリーの部で大賞を受賞した喜びを語った。

4K8K普及に引き続き努力

 【NHK会見、1月10日午後3時~】

 《NHKの上田良一会長が今年の抱負を述べた》

 上田会長「去年12月1日に開局したBS4K、BS8Kは美しい自然や紀行番組、迫力のあるライブなどその特性を生かした多彩な番組を届け、皆様の関心が広がったと受け止めている。東京オリンピック・パラリンピックが開かれる来年の本格普及に向けて、引き続き番組コンテンツの充実に努める」

 上田会長「天皇陛下がご退位されるに伴って、平成が終わり新しい時代がスタートするこの1年はNHKにとっても大きな転機となる年となる。その1つが受信料の値下げ。既に一部実施している負担軽減策を合わせた受信料の還元規模は422億円だが、これまでに事業収支差金(企業の純利益に相当)が400億円を超えたことはない。この先しばらくは赤字になるという覚悟を持って臨む値下げとなる」

 上田会長「もう1つはテレビ放送のインターネット常時同時配信。法改正に向けて視聴者、国民の理解を得るための努力を重ねたい」

しなやかに挑戦

 【文化放送会見、1月15日正午~】

 《文化放送の上口(かみぐち)宏社長が今年の抱負を述べた》

 上口社長「今年は亥(年)。猪突(ちょとつ)猛進という言葉があるが、イノシシは、途中で目標を変えるしなやかさを持つ動物といわれる。正解のない、不透明な時代にあって、目標を見定めつつ、しなやかに、果敢に挑戦する1年にしたい」

 上口社長「現象を迅速に伝えるのもあって然るべきだが、今見えていない、今ここにない、そういったものを文化放送らしさで伝えていく必要もある。伝える相手の幸せに寄与するような番組作りに励んでいるか。これを常に点検をしていかなければならない」

 《タレントの大竹まことさんがパーソナリティーを務める文化放送の生ワイド番組「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜午後1時~3時半)が、平成19年5月に放送を開始してから今年1月17日で3000回を迎えるのを前に、大竹さんが会見のゲストとして登場した》

 大竹さん「2、3年で終わるだろうと思っていたが、なぜか今日までやらせて頂いた。まさか自分がラジオのパーソナリティーを務め、12年間もやれるとは思っていなかった。傲慢な男ですので、時には『おれがラジオだ』と叫んだこともある。ラジオがこの先どうなっていくのか分からないが、(東日本大震災が発生した)2011年3月11日(午後)2時46分、生放送しており、それからやっぱりラジオというのが結構身近な存在になってきたのかなと。大きくメディアを揺るがすことはないが、この後も市井の人々と一緒にラジオをやっていけたらなと思っている」

頼もしいキスマイ

 【ニッポン放送会見、1月16日午後2時~】

 《ニッポン放送の岩崎正幸社長は所用のため欠席。昨年5月放送の特別番組「ニッポン放送報道スペシャル『My Dream』」が平成30年度の文化庁芸術祭ラジオ部門ドキュメンタリーの部で大賞を受賞した。視覚障害者の職域拡大や共生社会の実現を問う内容が評価された。受賞について松浦大介常務が感想を述べた》

 松浦常務「昨年、日本民間放送連盟賞の(ラジオ部門で)グランプリを受賞しており、2つ目の受賞となった。芸術祭の大賞を頂いたのは平成元年以来で、一同大変喜んでいる。コンテンツ、番組と同時に制作力、演出力も評価を頂いたと考え、新年、あるいは新しい時代に向けて全社的に勢いがついたかなと感じている。これに満足せず、次もその次も貪欲にこういう賞は狙っていきたい」

 《昨年12月24日正午~25日正午、人気グループ「Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)」をメインパーソナリティーに起用し、24時間生放送で行う「第44回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」が放送された。同番組は、視覚障害者が安心して街を歩けるよう、集まった募金で「音の出る信号機」を設置するキャンペーンで、昭和50年にスタートしたチャリティー番組の草分け的存在だ。これまでに集まった募金総額は約45億円。松浦常務が答えた》

 松浦常務「24時間の生放送中の募金額は、この数年でもっとも高い額となっている(募金は1月31日まで)。キスマイフットツーの7人は非常に頼もしかった。それぞれがキャンペーンの意義をしっかり理解し、積極的に取材にも参加し、このキャンペーンをもり立て、リスナーに伝えてくれた。目の不自由な方に音の出る信号機を贈るこのキャンペーンにとって、非常に有意義な特番だった」

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