PR

ニュース プレミアム

【安倍政権考】課題山積の日露交渉 最大の難題はロシア側のやる気

首脳会談後、共同記者発表を行う安倍晋三首相(左)とロシアのプーチン大統領=1月22日、モスクワのクレムリン(AP)
首脳会談後、共同記者発表を行う安倍晋三首相(左)とロシアのプーチン大統領=1月22日、モスクワのクレムリン(AP)
その他の写真を見る(1/3枚)

 今年に入り、日露の外相会談と首脳会談が相次いで開かれ、平和条約締結に向けた交渉が本格的に始まった。戦後70年以上解決できなかった北方領土問題の進展に期待が集まるが、四島を「自国領」と主張するロシア側の姿勢は揺るがず、乗り越えるべき課題は多い。そもそも日本に経済協力を求め続けるロシア側に島を返す気があるのかどうか。「やる気」も慎重に見極める必要がある。

 1月22日、安倍晋三首相(64)とロシアのプーチン大統領による今年初めての会談がモスクワのクレムリン(大統領府)で行われた。両氏の会談は通算25回目。回を重ねるごとに関係が深まっているのは、プーチン氏が安倍首相ら一行を招いた建物からもうかがえた。

 「日本の首相が入るのは初めて」(外務省関係者)という「元老院」は、クレムリン内でもプーチン氏の執務室がある特別な場所だ。応接の広間でプーチン氏と向き合った安倍首相が「大変美しい建物ですね。執務室もあるとうかがいました」と口を開くと、プーチン氏は「初めてですか」と応じ、通訳だけを交えて執務室を案内した。

 5分ほどで広間に戻ってきたが、この出来事自体が「2人の友情の表れ」(政府高官)といえる。その後の会談は約3時間にも及んだ。通訳だけを同席させた2人だけの会談も、50分ほどあった。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ