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【外交安保取材】首相の国会拘束時間は長すぎ? 外交力強化に不可欠の国会改革

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 それによると確認された首相や大統領の国会(本会議・委員会)出席日数(延べ)は、日本が108日(2016年)、英国は38日(2016~17年)で、ドイツは6日(委員会は非公開。2016年)。米国の大統領にいたっては、一般教書演説のため両院合同委員会に出席した1日のみだ(2017年)。

 日本の首相の出席日数は、首相が出席しながら発言しなかった日も含む。しかし、日本以外の首脳や閣僚は「発言する場合にのみ出席するのが一般的」(同調査報告書)だ。

 衆院調査局の岸本俊介局長(当時)は『RESEARCH BUREAU 論究』(第14号、2017年12月)で発表した論文で、日英の首相の国会出席日数を比較した。論文によれば、日本の首相の国会出席回数は112回、出席時間は370時間程度(2016年)だったが、英首相の議会出席は46回、出席時間は50時間程度(2015-16年会期)だった。

 首相の国会出席日数の多さの最たる原因は、国会運営上の与野党の慣習だろう。

 首相と国会の関係については、憲法72条が「内閣総理大臣は、内閣を代表して議案を国会に提出し、一般国務および外交関係について国会に報告し」などと規定しているが「実際にどういった場合に出席・発言するかは先例や政党間の合意に基づいている」(岸本論文)とされる。

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