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【近ごろ都に流行るもの】「高卒で働く」(上)求人数激増、労働力不足で再び“金の卵”に

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 中田さんは事務仕事と並行して、作業着で現場に出るのが大好きだという。「40階建てビルの屋上に初めて上がらせてもらったときの景色、感動は忘れられない。窓ガラスを拭いていると中で働いている人から手を振られたり、下で見上げている人から『スゴイね』と声をかけられたりして、メチャメチャ楽しい」

 典型的な男性社会だが残業は少なく、ぜひ女性にも挑戦してほしいという。「就職先選びは、自分がその業務が好きで関心があるということが大切ですが、職場の良好な人間関係が大前提となる。会社見学で、社員の方々の雰囲気や社風が自分に合うかを良く見極めてほしい。私は結婚しても子供ができても、ここで働き続けたいです」

 目標は、早く管理職になって現場に女性チームを作り、そのリーダーになることだ。後藤課長は「大卒と比べても4年間の経験の差は大きい。この数年で課長になれるように必要な指導をしていきたい」と語る。同社では高卒社員の給与や待遇が不利にならないよう、制度改正を検討している。

 埼玉の実家を出て、1人暮らしも始めた中田さん。「苦手な(机上の)勉強を続けるよりも、早く自分でお金を稼いで自立したいと考えていました。高卒で就職した選択は間違っていなかったと思います」。また、笑顔が弾けた。

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