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クジラは知能が高い動物 捕鯨再開は「野蛮」 批判報道を検証

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 反捕鯨国では調査捕鯨の実施について、日本がIWC枠内での正当なルールであり、科学的正当性を持つと主張しても、「偽の商業捕鯨」であるという世論が固定化してしまっている。

 オーストラリア紙のシドニー・モーニング・ヘラルドも社説で、調査捕鯨を「無意味な作り話」ととらえ、「日本は何十年もの間、IWCを台無しにしてきた」と批判。英紙フィナンシャル・タイムズも、日本は「長い間、IWCの抜け穴を悪用していた」と指摘した。

 一方で、NYTは「クジラを殺すことが容認できる追求とみなされていた時代から世界中のほとんど(ほとんどの日本人も)が進歩した」と指摘。欧米のリベラル派の一部には、クジラのような知能の高い動物ほど、食用にしたり、見せ物にしたり、実験用に飼育したりすることへの強い抵抗が見られるが、NYTも「(捕鯨という日本の)慣習が文化的重要性を持つからと言って、高い知能レベルを持つ動物を残虐に殺害することは擁護できない」とする論を展開した。

 知能の高いとされる動物を人間活動のために利用したりすることへの拒否感は、環境保護運動の意識が高まった1970年代以降に欧米で浸透してきた概念だ。動物は、人間に搾取されない生きる権利を持つという「動物の権利」運動とともに信奉者が増えている。

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