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【通崎好みつれづれ】商店街の新顔さん

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 私が子供の頃、「売り出し」の日には警備員が出るほどにぎわった商店街も、今では空き店舗が増えた。商店街店主の中には「ここに本当に若い人を誘致してもいいのか」と本気で心配し、京都市に意見してくれた人もいるらしい。そんな地元の人々も常連となり、忙しそうにしているのをうれしそうに見守ってくれているそうだ。

 「おせちのだし巻きだけお願いしたいんですけど。ついでに、お重詰めもアドバイスしてもらえませんか」という、私のようなわがままなご近所さんの要望にも快く対応。先日両親が町内会の観劇用に頼んだ弁当も好評だったようだ。ぜひ末永く商店街に根付いてもらいたいと願っている。(通崎睦美 木琴奏者)

 つうざき・むつみ 昭和42年、京都市生まれ。京都市立芸術大学大学院修了。マリンバとさまざまな楽器、オーケストラとの共演など多様な形態で演奏活動を行う一方、米国でも活躍した木琴奏者、平岡養一との縁をきっかけに木琴の復権に力を注いでいる。執筆活動も手掛け、『木琴デイズ 平岡養一「天衣無縫の音楽人生」』で第36回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)と第24回吉田秀和賞をダブル受賞。アンティーク着物コレクターとしても知られる。

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