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映画「ボヘミアン・ラプソディ」旋風やまず 音楽、書籍も続々

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ライブエイド

 映画で最大の見せ場となる85年の大規模慈善公演「ライブエイド」の実際の客席には、東郷さんもいた。「演奏を聞いてぼうぜんとしました。それまで彼らの舞台をたくさん見てきましたが、その中で最高だったと断言できます」。大観衆は、「集団催眠にかかったように」(東郷さん)マーキュリーの歌にあわせて腕を振り上げた。

 クイーンは当時、解散の噂の渦中にいた。実際、4人は舞台を下りれば行動をともにしなくなっていたという。クイーンの熱心なファンとしても知られる今泉さんは、85年にマーキュリーを取材した際、解散するのかと質した。「明日、けんかするかも知れない。だけど、いまは解散なんてするつもりはない」。そして迎えたライブエイドだった。

永遠の謎

 映画の題名にもとられた代表曲「ボヘミアン・ラプソディ」は、人を撃ち殺した少年の苦悩の告白を歌っている。これを、マーキュリーが自身の両性愛をひそかに明かすものだとする説がある。

 そして、東郷さんも今泉さんも、それぞれこの歌の意味をマーキュリーに尋ねていた。マーキュリーは今泉さんには、「いまとなっては自分でも分からない」と答えた。東郷さんには「ものすごく個人的な歌だ」とだけ話した。

 東郷さんは「誰にも解けない大いなる謎。それでいい。音楽は、分析より聞いた人それぞれが何かを感じとることが大切」と考えている。

 また、東郷さんは「私は、取材者として接しただけ。私的な部分などは知らない」と断った上で、映画で俳優らが演じるクイーンについて「まさに、本人たちそのもの。マーキュリーについていえば、ふだんとても穏やかな話し方をする人。他人を喜ばすことが好きだった。映画にもそういう場面が多々ある」と絶賛する。

 ミュージック・ライフ元編集長、東郷かおる子さんのトークショーは、次の通り。

 【東京】2月26日(午後7時から)晴れたら空に豆まいて(東京都渋谷区、電話03・5456・8880)

 【大阪】同28日(午後7時から)umeda TRAD(大阪市北区、電話06・7897・2450)。いずれも前売り3千円(当日3500円)別途ドリンク代が必要。

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