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【安倍政権考】「全員野球内閣」の新閣僚は本業以外で脚光、能力に疑問符も

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 だが、弊社の担当記者が平井氏に「ピッチ」の議論をどう具体的に国の政策に反映するのかを取材したが、明確な回答は聞けなかった。最新情報の収集も重要だが、閣僚である以上、実績や成果を示す道筋が示せなければ、個人的な趣味と同じだろう。

 平井氏は自民党内で有数のIT通として知られ、党広報本部長として選挙戦略を担った経験を買われて入閣した。原則非公開としている「ピッチ」の議論も専門性の高い内容が含まれていると思われる。宝の持ち腐れに終わらないよう、知見をフル活用できる仕掛けを検討してほしい。

 女性唯一の閣僚である片山さつき地方創生担当相(59)は、就任直後から週刊誌で「政治とカネ」の疑惑が相次いで報道され、先の臨時国会では野党から集中攻撃を受けた。皮肉にも「2人分、3人分の発信力」(首相)は示したが本業が後手に回った印象だ。

 片山氏が疑惑を報じた週刊誌を発行する出版社を名誉毀損(きそん)で訴え、問題は法廷闘争に移った。しかし、野党は来年1月召集の通常国会で攻勢を強める構えで、疑惑がくすぶり続ける可能性がある。

 片山氏は旧大蔵省(現財務省)主計局出身だけに、政策立案能力は高い。閣僚就任から3カ月間で、東京一極集中の是正を目指し、比較的規模の大きい全国82の市を新たに「中枢中核都市」に指定し、地方創生推進交付金の交付要件を柔軟にする仕組みをつくった。

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