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受験生ハラスメントになっていないか? 医学部「面接試験」に思う 河合塾・山口和彦

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 例えば、「親は医療関係の仕事をしているか」「尊敬する人物は誰か」「愛読書は何か」など、就職面接ならタブーとされる質問は相当多い。女子受験生が「女医になることについてどう思うか」「出産しても仕事を続けていけるか」などときかれることもごく普通にある。

 この種の「不適切質問」は圧倒的に私立大に多く、受験生は自分の実力とは違うところで合否が判断されるのではないかと、不安に思っても無理はない。

 特に多浪生は、面接試験で入試結果を差別されないか心配する声は多い。面接時に多浪であることに嫌みを言われたり、過度に圧迫面接を受けたり、大学としての姿勢を問われかねないことも過去にはあった。

 今年の入試不正問題に端を発する受験生の不安や疑念を払拭するためにも、まず大学が受験生への基本姿勢を正すことが必要だ。

 大学には、受験生本人の能力や人間性に焦点を当て、健全に社会化されていることや将来の伸長の可能性を見極めるための、客観的に「適切」な質問を「面接試験」で工夫することを望みたい。

 面接試験はただ導入するだけでは本来の目標達成はできないだろう。

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