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【TVクリップ】「犬神家の一族」加藤シゲアキ 新元号でも金田一を

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 これまであまたの名優が演じてきた名探偵、金田一耕助。テレビでは平成最後の金田一役となりそうだ。

 「やっぱり、石坂浩二さんだよね、という雰囲気はありますね。僕がリアルタイムで見てたのは豊川悦司さんや稲垣吾郎君だったりしますけど、石坂さんにはそれぐらいのイメージがあります」

 金田一役についてそう語る。「役者なら一度はやってみたい役。選んでもらえて光栄だけど、もちろん重責も感じる」と気を引き締める。周囲からの反響も大きく、「80代半ばの祖父が主演の決まった記事の載った新聞をうれしそうに読む写真が送られてきた」と頬を緩める。

 はかま姿によれよれの帽子という、視聴者にもおなじみの衣装を身にまとって、「それを着ただけで、金田一のアイコンとして見えてくるので、強烈なイメージがあると思ったけど、それをコスプレにせずに、動いた際にもそれらしく見えるように。頭をかく演技も自然な感じで入れられれば」と心がけてきた。

 「少しがさつなところもあるのに聡明(そうめい)で、なおかつチャーミングなところもある。本当にそういう人間に見えてくることが大切」

 重要人物で、白い覆面に覆われた顔が印象的な犬神佐清を演じる賀来賢人とは初共演。2人の関係性が映像でどう描かれるかも見どころだ。

 今回の主演にあたり、さまざまな役者が演じた「犬神家の一族」を見直した。「若い人にとっては、金田一といえば『金田一少年の事件簿』になっちゃうことも珍しくないですしね」と笑いながら、「若い人には僕の金田一耕助が原体験になるかもしれない。僕らの世代でも、作品の名前は知っていても、ちゃんと見たことがない人もいる。知っている世代の方には『加藤がやるとこうなるのか』という感じで楽しんでもらえたら」と自覚と責任感は強い。「平成最後だけでなく、次の元号の最初の金田一にもなりたいですね」と役への思い入れも深まった。

 もはや、日本ドラマ界の“古典”ともいえる作品で、しかもショッキングな映像も多いこのドラマが、クリスマスイブに放送されるというのも興味深いところ。「最高じゃないですか」とニッコリしながら、「恋人同士で見ても面白いかもしれませんね」と語る視線が、鋭さをあらわにしたときの金田一のそれと重なった。(文化部 兼松康)

●24日、フジテレビ 夜9時半

 加藤シゲアキ(かとう・しげあき)昭和62年、大阪府出身。平成15年にグループ「NEWS」として、「NEWSニッポン」でCDデビュー。ドラマやバラエティー番組などでも活躍しながら、24年には「ピンクとグレー」で小説家デビュー(28年に映画化)。27年に著した「傘をもたない蟻たちは」は翌年にテレビドラマ化された。29年の「グリーンマイル」など舞台でも活躍している。

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