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【通崎好みつれづれ】洗濯カゴに見る昭和

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通崎家で55年以上“現役”で頑張る洗濯機付属の金属カゴ=京都市(永田直也撮影)
通崎家で55年以上“現役”で頑張る洗濯機付属の金属カゴ=京都市(永田直也撮影)

 21世紀を目前に出版された、田中一光ら名デザイナーによる編集『20世紀の良品』(株式会社良品計画、2000年)のページをめくっていて、ある写真に目がくぎ付けになった。昭和28年に登場した角型の噴流式洗濯機にとりつけられた金属製のカゴが、うちで洗濯を干す際に使っているカゴと全く同じなのだ。

 まだ脱水機がない時代、洗濯が仕上がると、洗濯機上部の角に備え付けられたローラーで洗濯物をはさみ手動で脱水した。脱水後は、側部にとりつけられたカゴにおさまる仕組み。わが家は、洗濯機が故障しても、このカゴだけは捨てずに使い続けてきたということになる。母が通崎家に嫁いだ昭和38年には、すでに使っていたらしいから、55年以上使っているのだ。なんとも物持ちが良い。

 さて、先日、思い立ってパナソニックミュージアム「ものづくりイズム館」(大阪府門真市)に出かけた。現在は企画展「昭和のユニーク家電展 PartII」を開催中。昭和45年当時の東京-大阪間新幹線代金より高額な「電気カンキリ」、受験生向けに発売されたセットした時間にチンと鳴る「勉強時計」など、楽しい電化製品が並ぶ。

 カゴ付き洗濯機の展示はなかったが、ミュージアムショップで関連本を購入。おかげで洗濯機の変遷にも詳しくなった。

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