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【スポーツ異聞】初の世界戦に燃えるボクシング井上岳志「命懸けでやる」

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 ボクシングを始めたのは中学3年。「転校生にけんかっ早い人がいて、トイレに呼び出されて、『顔はなし』の条件で殴り合った」のがきっかけだった。小学3年からサッカーを始め、体の強さを買われてDFを務めていたが「殴り合う楽しさを知ってしまった」。ボクシングの強豪校、東京・駿台学園高に進み、2007年には国体でウエルター級を制覇。進学した法大ではボクシング部主将を務め、12年ロンドン五輪の強化指定選手にも選ばれたが、出場は果たせなかった。

 卒業後はプロの世界に飛び込み、ここまで14戦13勝(7KO)1分け。スーパーウエルター級で日本や東洋太平洋のタイトルを獲得し、世界一への階段を着実に上がってきた。

 もっともミドル級の一つ下に位置づけられるスーパーウエルター級(66・68~69・85キロ)は世界的にも選手層が厚く、世界戦の機会は簡単には巡ってこない。井上も「これが最後のチャンスという思いでやってきた」と強い決意を口にする。

 ムンギアは31戦中26KOと、21歳ながら圧倒的なKO率を誇り、メキシコではミドル級の世界2団体統一王者サウス・アルバレスに次ぐスター選手と位置付けられる難敵中の難敵。ただ井上に気後れは一切ない。「世界タイトル戦は命懸けでやるもの。強い選手とやって結果を出し、認めてもらうのがチャンピオン」。持ち前のスピードを生かし、思い切りよく懐に飛び込んで、無敗の王者からベルトをもぎ取る覚悟だ。(運動部 奥村信哉)

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