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【スポーツ異聞】バズーカ岡田氏「アスリートから学ぶ肉体づくり」を熱血指導

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日大で肉体づくりを熱血指導した「バズーカ岡田」こと岡田隆氏
日大で肉体づくりを熱血指導した「バズーカ岡田」こと岡田隆氏

 「足がバズーカ砲のようだからバズーカ岡田です」-。ボディービルダーとして活躍し、柔道男子日本代表の肉体改造にも携わっている「バズーカ岡田」こと日体大体育学部准教授の岡田隆氏(38)が6日、「アスリートから学ぶ肉体づくり」をテーマにした出前授業を日大文理学部で行った。最近、たるんだ体が気になっていた筆者も机を並べて受講。これで間近に迫る正月太りも回避できる?

 岡田氏はもともと柔道に取り組んでいたが、大学時代にけがをして競技生活を断念し、スポーツトレーナーの道へ。トレーニングは「心と身体を鍛えるもの」を合言葉に、トップアスリートから一般の人まで、それぞれに適した身体づくりを指導している。

 講義では冒頭、2012年ロンドン五輪で初の金メダルゼロと惨敗した柔道男子日本代表の肉体改造について説明。力技に持ち込もうとする海外勢に対し、日本選手の筋肉量が圧倒的に少ないことに着目し、畳の上ではなく、陸上トレーニングやランニングで心身を追い込んだという。

 柔道男子の再建を託されていた井上康生監督は、海外勢のパワー自慢の柔道を否定するのではなく「最悪の状態を想定し、自分たちの弱点を潰していくことに力を入れていた」と岡田氏。

 そしてここからが、「アスリートから学ぶ肉体づくり」だ。実際に柔道選手を指導する際も、自身のボディービルの経験とデータを活用。基本的には一度太らせた体を、汗が出る運動(トレーニング)で体脂肪だけを減らしていく。つまんだ腹の肉を、皮のように薄くしていくイメージだ。

 いい筋肉を作るためには、食事と睡眠も重要。特に食事は、次の時間に何をするかを考えて献立を立てる。例えば、「運動をするのであればエネルギーになる『炭水化物』を、運動をしないのであれば、筋肉の減らない『タンパク質』を」などと意識するだけで、「ポテンシャル(潜在的な力)が開花するかもしれない」と岡田氏。

 この「栄養」と「運動」「休養(睡眠)」の3つを、いかにうまく回せるかがポイントだという。講義の最中、特に驚いたのが、カバンから出てきた自家製弁当。炊飯器でゆでた鶏肉に野菜がのっているだけのものだが、これと同じものをいつも3つ、持ち歩いているという。「いつでも質の良い栄養を摂取し、質の良いトレーニングができるように」というのが狙いだ。

 授業を受けた日大文理学部体育学科2年の奥村忠広さんは「書籍やインターネットなどさまざまな情報がある中、トレーニングの現場の生の声が聞けて、とても参考になった。これからに生かしていきたい」と声を弾ませた。

 肉体改造で岡田氏と同じように実践するのは困難だろうが、少し意識を変えるだけで、理想の体に出会えるかもしれない。(運動部 西沢綾里)

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