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【ボストンから一言(24)】「日本から学ぶこと多いが…」在米韓国人が心情吐露

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韓国・ソウルの日本大使館前に設置された慰安婦像に集まり日本への抗議を示す人々=11月21日(AP)
韓国・ソウルの日本大使館前に設置された慰安婦像に集まり日本への抗議を示す人々=11月21日(AP)

 十数年前から、時間に余裕があれば米ボストンで韓国人が経営する東洋の食料品を扱うお店を手伝っている。日本人のアドバイザーが欲しいと頼まれてのことだった。

 私は「友人として手伝います。でも、自身の仕事が一番ですから、店に来る日は決められません。手伝う時間帯と帰宅時間も自由にさせてもらいます」と条件を出した。だが、相手は大喜びで、「時間給を受け取ってくれないなら、好きな食料品を持って帰ってください」と提案を受けた。

 それ以来、日本食を買う必要はなくなったし、各国の人々が来店するので人物観察も楽しい。

 この店は、ボストンで1、2位を争うほどいろんな日本酒を取りそろえている。近頃、米国ではとみに日本酒愛好家が増え、彼らの多くは日本への旅行で味を覚えたそうだ。私が日本人と分かるやいなや、彼らは日本の素晴らしさを礼賛(らいさん)し始める。時には、周りで働く韓国人に気遣うこともあるほどだ。

 興味深いことに、中国人が日本酒を買うのに対し、韓国人は母国の焼酎一筋。韓国人で日本酒を買った人は記憶にない。

■すべての韓国人がへ理屈ではない

 来店する韓国人のお客さんに接していると、日本に対して複雑な思いの中にも、ある種のあこがれがあるのだと思える。反日的な言葉を吐かれたこともなく、中年の韓国人からは「日本人ですか。ありがとう」とつたない日本語でお礼を言われることが多いほどだ。

 先日は、品の良い60代の韓国人女性が、私が品物を袋に詰める様子を見つめながら「あなたは日本人ではありませんか?」と英語で聞いてきた。なぜなら、韓国人の場合は日本人のように気遣いをして袋詰めはしないという。確かに韓国出身の店員は、冷凍食品と一緒にのりやシイタケなどの乾燥食品を詰め込む。

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