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【スポーツ異聞】新時代のゴルフの賞金王・今平周吾「うまい」から「強い」へ

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日本シリーズJT杯最終日、賞金王に決まった今平(右から3人目)は仲間たちと喜び合った=東京よみうりCC(高橋朋彦撮影) 
日本シリーズJT杯最終日、賞金王に決まった今平(右から3人目)は仲間たちと喜び合った=東京よみうりCC(高橋朋彦撮影) 

 トップアスリートにありがちなギラギラした表情には無縁だ。「オレがオレが」の目立ちがり屋でもない。男子ゴルフで今シーズン、初の賞金王に輝いた今平周吾(26)は、まさに「草食」系の雰囲気を醸し出した今ドキの青年だ。

 身長165センチは歴代賞金王の中でも最小。勝利数は10月の「ブリヂストンオープン」のみのわずか1勝ながら、国内ツアー24試合のうち、3度の2位など10位以内が14度。逆の見方をすればそれだけ、大崩れしない、安定したゴルフでシーズンを戦い抜いたということだ。

 何しろ、そのすごさを数字が物語っている。平均ストロークは69・92で1位。パーオン率は69・48%で4位。パーセーブ率は87・52%で2位。1ラウンドの平均バーディー数は4・13で1位だ。最優秀選手、ゴルフ記者賞など6冠に輝いた。

 1973年以降、年間1勝での王座は76年の青木功(現・日本ゴルフツアー機構会長)のみ。2勝での賞金王でさえ、2003年の伊沢利光、14の小田孔明の2度しかない。年々、試合数が減っているとはいえ、昨年の宮里優作は4勝だった。いかに1勝での賞金王が希有なことであるかが分かる。

 さらに、26歳61日での賞金王は、トップの石川遼(18歳80日、2009年)▽2位の松山英樹(21歳286日、13年)と2人の韓国選手に続く史上5番目の若さ。日本選手に限れば3番目の若さで、尾崎将司(26歳319日=1973年、6位)、中嶋常幸(28歳46日=82年、8位)といったビッグネームよりも上。ここからも今平のすごさが読み取れる。

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