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商店街空き店舗がホテルに 大阪ディープな体験が人気

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 開業前に、加茂会長らと面会したセカイホテル側は、空き店舗や空き家を活用▽外部からの集客▽宿泊客の商店街の回遊▽地元雇用-などを示し、ホテルと商店街にとって「ウインウイン」の関係を築けるとアピール。今後も空き店舗などを活用して宿泊施設を増やす考えも示したという。

改修工事を終えた花園ラグビー場 
改修工事を終えた花園ラグビー場 

 加茂会長は「宿泊客を商店街に回遊させるといった発想がおもしろく、話題性もある。これならお互いが発展できると思った」と話す。今のところ商店街への波及効果は不明だが、市商業課も「地域活性化への起爆剤になる可能性は大」と期待をかける。

機をとらえた新ビジネス

 近畿大経営学部の高橋一夫教授(観光マーケティング)は「外国人にとって日本人が当たり前と思う日常生活は観光資源の一つ。地域の商売人を巻き込んでウインウインの関係を築き、リスクを分散させるというビジネス感覚も新しい発想」とセカイホテルのビジネス展開をこう評価する。

 高橋教授によると、旅館業法改正といった規制緩和で、フロントの簡素化や有料通訳など外国人相手に観光ビジネスがしやすくなった。会員制交流サイト(SNS)にも「日本人はフレンドリー」と書き込む訪日観光客が多いという。

 「近寄って声をかけてくるという気質があるコテコテの大阪人との交流は外国人には貴重な体験。国際親善にもなる」と指摘する。

 大阪人との交流観光をめぐっては、リゾートホテル運営会社「星野リゾート」(長野県軽井沢町)が2022年に大阪市中心部の新今宮駅(浪速区)周辺でリゾートホテルを整備する計画だ。近くには日雇い労働者が集まる「あいりん地区」や通天閣、新世界などがあり、「ディープな文化体験ができる場所」(星野佳路)代表)という。

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