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【経済インサイド】スマホ決済、競争激化 ドコモは最大5千円、ソフトバンクは総額100億円…

ソフトバンク系のスマホ決済「ペイペイ」をPRする藤本美貴さんとCM出演者の宮川大輔さん(左)=22日、東京都渋谷区
ソフトバンク系のスマホ決済「ペイペイ」をPRする藤本美貴さんとCM出演者の宮川大輔さん(左)=22日、東京都渋谷区
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 スマートフォンのアプリを使って店頭などで支払いを済ませる「スマホ決済」サービスの競争が激化している。LINE(ライン)や楽天などIT系が先行していたが、今年に入ってNTTドコモが参戦。さらに10月に提供開始したソフトバンク系は、総額100億円還元という伝統芸“ばらまき”作戦を開始。スマホ決済ナンバーワンを目指す。出遅れたKDDI(au)やメルカリも巻き返しを図る。

 ■ドコモはラーメンショーでPR

 10月25日から11月4日まで駒沢オリンピック公園(東京都世田谷区)で開かれた全国各地のご当地ラーメンを味わうことができるイベント「東京ラーメンショー2018」で、NTTドコモはスマホ決済「d払い」向けに大胆なキャンペーンを実施した。d払いでラーメンショーのチケットを購入すると、最大5千円が来年1月にドコモのサービスなどで利用できる「dポイント」として還元されるというものだ。

 記者も家族と訪れ、ラーメン6杯分のチケットをd払いで購入。家族3人で850円のラーメン6杯を実質100円で楽しむことができた。妻子とも「そんなに安くなるんだ!」と驚いた様子でラーメンをすすっていた。ドコモは、ラーメンショーでd払いで支払った人数を明らかにしなかったが、「想定を上回る利用で好評だった」(広報)という。

 d払いは4月からサービス開始。9月末時点で約1万9千店舗で利用できるようになった。23日からは最大20倍のdポイントがたまるキャンペーンも始めた。

 ■ソフトバンクも対抗

 このドコモのバラマキに黙っていなかったのがソフトバンクだ。ソフトバンクといえば、日本にブロードバンドを普及させるためにパソコンのモデムを無料配布したり、スマホを普及させるために「実質0円」で米アップルのiPhone(アイフォーン)を販売したりと、バラマキ作戦の代表企業だ。

 ソフトバンクは、ヤフーと、ソフトバンクのグループ会社でインドのスマホ決済最大手「Paytm(ペイティーエム)」の3社でスマホ決済サービス「ペイペイ」を運営している。

 22日の記者会見にはペイペイの中山一郎社長だけでなく、ソフトバンクの榛葉淳副社長、ヤフーの川辺健太郎社長の3首脳が出席。ソフトバンクのスマホ利用者やヤフーの有料会員を優遇するというグループを挙げた大キャンペーンを開始した。榛葉氏は「ソフトバンクのグループで徹底的に一気呵成(いっきかせい)に日本一のバーコード決済に育てたい」と興奮気味にぶちあげた。ペイペイには、ソフトバンクから多くの営業のプロが異動し、ソフトバンクの強みである営業力で店舗開拓を推進している。

 ■カギは加盟店の広がり

 携帯大手3社ではKDDI(au)も11月に、「auペイ」を来年4月から楽天と提携して開始すると発表。楽天のスマホ決済「楽天ペイ」が利用できる店舗でauペイも利用できるようになる見込みのほか、今後の加盟店開拓も両社で行う方針だ。

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