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【スポーツ異聞】池江璃花子の記録はどこまで縮むか 着用予定のミズノが新作発表 

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ミズノの新作水着を身につけ、来年の意気込みを語った池江璃花子=11月20日、東京辰巳国際水泳場
ミズノの新作水着を身につけ、来年の意気込みを語った池江璃花子=11月20日、東京辰巳国際水泳場

 スポーツメーカーによる「高速水着」の開発競争が激化する中、他社に先駆け、ミズノが20日に新作水着を発表した。着用を予定する女子エースの池江璃花子(ルネサンス)は東京五輪前年をともに戦う“相棒”とあって、期待を寄せている。

 同社が掲げた開発コンセプトは「いかにスタート時の速さをキープしながら泳げるか」。トップ選手へのヒアリングを重ねながら、約3年半かけて完成させた水着は、太もものサポート構造を改良することで、従来より水の抵抗が少ないフラットな姿勢を維持できるようになった。レース後半でも力強いキックが保てることが特徴という。

 生地には、水の流れを円滑にするための細い溝を加え、水中での表面摩擦抵抗が約2・6パーセント低減した。開発過程で「この水着は速い(速く泳げる)と思うので、(国際水泳連盟の規定の範囲内で)体を覆う水着の面積を広げてほしい」という池江の要望も取り入れられたという。

 日本代表が着用する水着については、かつては日本水泳連盟がメーカーを指定していたが、2008年の英スピード社の高速水着「レーザー・レーサー」の登場をきっかけに選手が自由に選べるようになり、水面下の競争に拍車がかかった。

 幼少期からミズノ製を愛用しているという池江は会見に同席し、「練習でもレースでもミズノの水着を着て記録を伸ばし続けてこれている」と信頼を口にした。

 最も力を入れている100メートルバタフライの自己ベスト(日本記録)は56秒08。16年リオデジャネイロから約2年で0秒78縮め、ライバルのサラ・ショーストロム(スウェーデン)が持つ世界記録まであと0秒60に迫っている。会見では「来年もどんどん記録を更新し、世界の頂点に登れるように頑張っていきたい」と力を込めた。

 来年1月以降のレースから着用予定の“新たな武器”でどこまで記録を伸ばせるか。まずは来夏の世界選手権(韓国)に注目だ。(運動部 西沢綾里)

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