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【御朱印巡り】新潟市・湊稲荷神社 「荒ぶる神」に懸けた願い

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 ある日、遊郭の女性がこのお稲荷さんを訪れ、狛犬を西の方角に向けた。「西風が吹いて、海が時化(しけ)ますように」と願いながら。女性はお客である船乗りたちの足止めを期待したのだ。

 前川宮司によると、「狛犬を回すというより西に向けたというのが、回る願懸けこま犬のはじまりではないか」ということらしい。この狛犬とは別にある、この神社の狐(きつね)の狛犬の足がしばってあるのも、その説を裏付ける証拠、と宮司さんは説明する。

 それにしても、神様に海が荒れることを願うとは-。

 「神様には荒魂(あらたま)と和魂(にぎたま)という2つの顔があります。人も時に怒り狂うことがある。荒ぶる神様にお詣りすることで、自分の愚かさを知り、謙虚さを知る、ということでしょう」

 宮司さんの言葉に、ふと我が身を顧みた。(船津寛、写真も)

 湊稲荷神社 新潟市中央区稲荷町3482。新潟駅万代口から新潟交通バス柳都大橋線入船営業所行き稲荷町下車、徒歩2分。湊稲荷神社の金字の見開き御朱印(初穂料600円)のほか、別称の道楽稲荷神社(同400円)や境内社の豊光稲荷神社(同)、天鈿女命(あめのうずめのみこと)神社(同)などの御朱印も授与している。025・222・6549。

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