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【酒呑み鉄子の世界鉄道旅】お仕事中に下ネタ失礼します! ヤバい形の白ワイン、実は辛口ドイツワインの最高峰

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 【酒呑み鉄子の世界鉄道旅 地酒を飲みまくるドイツ鉄道の旅(3)】骨付き肉にかぶりつき、ワインに酔うドイツ旅。バイエルン州のなかでも白ワインが高く評価されている北部の名産地、フランケン地方にやって来た。フランケン地方は、日本人にもおなじみ「ロマンチック街道」の起点となる街ヴュルツブルクがあるエリアだ。(写真・文/トラベルジャーナリスト 江藤詩文、取材協力:ドイツ観光局レイルヨーロッパ

 ドイツワインといえば、リースリングというぶどう品種を使ったフルーティな甘口をイメージするかもしれないが、フランケンワインで使われるのはシルヴァーナという品種。これが冷涼な気候やフランケン地方の土壌と相まって、キリッと辛口で骨格のしっかりした味わいを醸し出す。フランケンワインの目印は、丸っこくて平べったいボトルのかたち。これ、何だと思います?

テイスティングはこんな感じ。一番左と左から3番目がヤギの陰のうボトル
テイスティングはこんな感じ。一番左と左から3番目がヤギの陰のうボトル

 この特徴的なボトルは「ボックスボテイル」という型で、その意味はなんと「ヤギの陰のう」。え?っ!前にフランケン地方から“フランケンワインの女王”(ちなみにグラマラスな金髪美女)が来日したとき、「ユニークなボトルですね」と話しかけたら「ウフッ、エスカルゴみたいでかわいいでしょ」って言ってたのに!

 ま、ドイツ人男性の多くはマナーがよく紳士的なので、「これ何の形だと思う?、ニヤニヤ」みたいなセクハラオヤジとの遭遇率はゼロ。ごく淡々と歴史を解説してくれた。

この時期のお楽しみは“ジュース以上ワイン未満”の発酵途中のアルコール飲料
この時期のお楽しみは“ジュース以上ワイン未満”の発酵途中のアルコール飲料

 説明によると、18世紀ごろ粗悪なワインが出回ったため、それらと本物の上質なフランケンワインとを差別化するために、ヤギの陰のうで作った革袋にワインを入れて持ち運んだという説が有力とか。現在のガラス瓶は当時の革袋の形をモチーフにしたもの。この伝統を受け継ぎ、いまでもボックスボテイルのボトルには、指定された基準以上の高品質なワインしか瓶詰めできないそう。つまりいいワインを見分ける目印というわけだ。

移動中に今後の飲み歩きをプランニングすると効率的。ドイツ鉄道の車内はWi-Fi完備
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