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【太陽光発電は人を幸せにするか】(18) 事態を動かした知事の一声 つくば市民が筑波山の太陽光発電計画を止めたが…

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 住民運動が実った瞬間だった。だが、渡辺さんは「国定公園外の1件は止めることができなかった。現行法令はあまりに業者に対して甘すぎる」と憤る。

 つくば市議会に太陽光発電所建設計画の反対決議を提出した地元沼田地区選出の神谷大蔵市議(45)が振り返る。

 「私の経営する会社の前に朝、見知らぬ男が立っていて、会社の中をのぞき込むんです。それに変な電話が会派にかかってきて、『神谷っていうのはどういう奴だ』って聞くんですね。電話の主は、国定公園内に事業を計画し、不許可になった業者の関係者だと後で分かりました」

 住民運動によって4つのうち、3つの太陽光発電所建設計画がストップした。

 「急傾斜地に太陽光発電所が作られても止める術がない。どうしたものか、と思っていたところで意外な方が知恵を出してくれたんです」

 それが橋本昌(まさる)・茨城県知事(72)=当時=だった、と神谷市議は話す。

 「国定公園の中ならば県知事の許可が必要。筑波山の当該地区は景観保護エリア内だった。そこで、景観を損ねる恐れがあるとして不許可にできる、とアイデアを出し、すぐに秘書を通じて知らせてくれました」

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