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【赤字のお仕事】「おたく」時を経て変わる言葉の印象

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 しかし今回の「U.S.A.」コールに関してはDA PUMPメンバーが「ここまで押し上げてくれた」ことに感謝と親しみを込めて「ハロヲタさんのおかげ」と言っており、そこに悪意はみじんも感じられない。

 このように「おたく」のような、相手の取りようによっては不快に感じられる言葉をマスコミでどう扱っているのだろう。

 よくいわれる「放送禁止用語」とはっきり決めつけた言葉は放送業界に存在しない。だが、マスコミ全般に差別語・不快語の言い換えは存在しており、共同通信社の記者ハンドブックにも記載されている。取材によってその実態や現状を伝え、その上で人権を守り偏見や差別をなくすためにそれを否定し批判するという中で出さざるを得ない言葉もある。決して人の尊厳を傷つけてはならないが、尊厳を守るために批判を加えることが必要であれば文脈の中で使われることもある。

 常にその言葉を使われた側の身になり、偏見や差別を助長することなく、そしてなくす努力をわれわれは惜しんではならない。とはいえ、人を傷つけるだけの言葉は厳に使ってはいけないが、「言葉狩り」のようになんでもかんでも「あれはダメ。これもダメ」と言うべきなのだろうかとも思う。「〇〇ヲタ」や「やばい」のように良いほうの語義が加わって辞書に載るかもしれない言葉もあるからだ。(ひ)

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