PR

ニュース プレミアム

【酒呑み鉄子の世界鉄道旅】ドイツ版シャンパン“ゼクト”の泡にまみれてほろ酔い散歩

Messenger

 【酒呑み鉄子の世界鉄道旅 地酒を飲みまくるドイツ鉄道の旅(1)】“旅する酒呑み”の端くれとして言わせていただくと、ドイツは私が訪れた中で指折りの“酒呑みにやさしい国”だ。どの街を訪れても、地ビールや地ワインとそれを飲ませる大衆酒場があり、物価が高いヨーロッパにしては、まあまあのお値打ち感。ちょっとしたホテルなら朝食ブッフェにスパークリングワインがあり、“朝シャン”を楽しめるし、鉄道の車内販売では、朝から普通にビールを売っている。そんなお酒天国ドイツで私がもっとも好きなのが、スパークリングワイン「ゼクト」。“心ゆくまで泡三昧”を目的に旅立った。(写真・文/トラベルジャーナリスト 江藤詩文、取材協力:ドイツ観光局レイルヨーロッパ

手入れの行き届いたぶどう畑を眺めながら飲むゼクトは最高
手入れの行き届いたぶどう畑を眺めながら飲むゼクトは最高

 「ゼクト」とはドイツ語でスパークリングワインの総称で、フランスにおける「シャンパーニュ(シャンパン)」のようなものに「ヴィンツァーゼクト」がある。

 ところで、ドイツといえば真っ先にビールが思い浮かぶだろう。しかしドイツ人はゼクトも大好きで、全世界で生産されているスパークリングワインの4分の1近くがドイツ国内で消費されるそうだ。ドイツ人、飲み過ぎでしょ。

通常の金色の泡と寝かせたもの、ピンク色のロゼの3種を飲み比べ
通常の金色の泡と寝かせたもの、ピンク色のロゼの3種を飲み比べ

 まず訪れたのは、1856年創業の老舗メーカー「ロートケプヒェン」。“赤ずきんちゃん”という意味のこのワインは、日本でも輸入しているのでご存じの方もいるかもしれない。本社は南ドイツのフライブルクという街にあり、ここではゼクトの製造工程の見学や、ぶどうの品種や熟成の長さによってどのように味が変化するかを体感するテイスティングができる。

 歴史を感じる工場には、なんと5階建ての高さのワイン樽が保管されていて、それを囲んで貸し切りパーティなども開催されるそうだ。

旅行者に開放されていて畑や醸造所を見学できるワイナリーもある
旅行者に開放されていて畑や醸造所を見学できるワイナリーもある

 工場見学で基礎知識を押さえたら、ぶどう畑をそぞろ歩く。気持ちよく晴れた青空の下、ヨーロッパらしく湿度を含まないからりと乾いた風を感じながら、ゼクトを片手に緑の畑を歩くのは爽快だ。

 ワインの味は、ぶどうの品種のほか、その年の天候や、畑のある土壌によっても変わる。近ごろは、なるべく自然に近いバイオダイナミック農法でぶどうを栽培して、その土地が持つ本来の味「テロワール」を引き出したワインが増えているそうだ。

続きを読む

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ