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【正論12月号】特集・弾圧国家の恐怖 経団連は“中国信仰”を捨てよ 監視社会の国に利用されていいか 産経新聞特別記者・田村秀男

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 「知的財産権保護」についても協議することになっているが、これまで中国の侵害行為に目立った抗議をしてこなかった日本政府が対抗措置条項を中国側に呑ませられるとは、だれも信じないだろう。また、中国側によるハイテク提供の強要を可能にする投資や合弁の契約を改めさせる日本側の意志は強くない。トランプ政権のように国家ベースの対中制裁措置をとれるようにするためには、日本側の法的整備が必要だが、立法府の国会議員や法案を作成する官僚にはその気すらない。

 中国の司法や裁判制度は検察と同様、党の支配下に置かれており、中国当局に中国企業の知的財産権侵害を訴え出ても、徒労に終わる。日経、朝日などのメディアは世界貿易機関(WTO)の「自由貿易ルール」を重視するが、WTOの紛争処理はジュネーブの国際官僚の机上の空論に過ぎず、実効性がないことは日本の官僚も企業も知っている。

 今回の日中合意では、「知的財産権の侵害防止が進むかは中国側のやる気次第」という現状を変えられないだろう。日本企業は「将来の市場シェア獲得」という甘い期待だけを頼りにしており、特許やノウハウを盗まれても泣き寝入りするしかない今の仕組みを一変させようとの意気込みは経済産業省からも、経団連からも伝わっては来ない。

 日本が中国との政府間協定で中国によるハイテク窃取、知的財産権侵害を実質的に容認すれば、米国側の対中締めつけ策は不発になりかねない。中国側のことだ、「米企業が技術提供に応じないなら日本企業の技術を採用する」と脅しつけることだろう。

 ※続きは月刊「正論12月号」でお読みください。ご購入はこちらへ。

 ■田村秀男氏 昭和45(1970)年、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、日本経済新聞社に入社。経済部、ワシントン特派員、香港支局長などを歴任して退社。平成18(2006)年に産経新聞社へ入り、特別記者・編集委員となる。現在、論説委員を兼務する。

■12月号のメニュー■

【特集 沖縄新知事“誕生”の闇】

★創価学会の“敗北” 産経新聞副編集長 佐々木美恵

★北朝鮮シンパ「主体思想」の支配 軍事評論家 古是三春

★形式だけは公正中立… 県紙の選挙報道に異議あり! 連載特別版 八重山日報編集長 仲新城誠

★沖縄の地方自治より日本の安全保障 日本国際問題研究所上級海外フェロー モニカ・チャンソリア

【特集 リベラルな言論封殺】

★「新潮45」休刊は 日本ジャーナリズムの危機 ノンフィクション作家 門田隆将

★元週刊日編集長が言論機関の経営者に警鐘! 品格はやせ我慢に宿る 文筆家 川村二郎

★新潮ドキュメント賞贈呈式で語られた 櫻井よしこの苦言

★表現の自由を脅かす ヘイト・LGBT差別禁止条例 東京都議会議員 川松真一朗

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★たばこと離婚 どちらが体に悪いか 「受動喫煙」のウソ・ホント 青山学院大学教授 福井義高

★深い雪に秘められた力 Jパワー田子倉電力所リポート 本誌編集部

★F2後継機は日本主導の開発で 元空将 織田邦男

★安倍総理は憲法改正をやり遂げる 内閣官房長官 菅義偉×ジャーナリスト 櫻井よしこ

【大特集 弾圧国家・中国の恐怖】

★「生きた人間から臓器を…」今、ウイグルで何が行われているか 評論家 三浦小太郎

★ウイグルは「世界最大の強制収容」の地 米国はついに沈黙を破った-- ジャーナリスト・産経新聞ワシントン駐在客員特派員 古森義久

★狙われた米アカデミズム ウッドロー・ウィルソン国際学術センター研究員 アナスタシャ・ロイドダムジャノビク氏 インタビュー 古森義久

★ファン・ビンビン、ICPO総裁…中国の著名人はなぜ突然、失踪するのか… 評論家 宮崎正弘

★バチカンはなぜ屈したのか 落とし穴だらけの接近と和解 産経新聞パリ支局長 三井美奈

★「ファーウェイ」スマホとスパイ工作 産経新聞外信部記者 板東和正

★習近平と人民解放軍のビミョーな関係 連載特別版 産経新聞外信部次長 矢板明夫

★第2次冷戦が始まった 「悪の帝国」とペンス・ドクトリン 国家基本問題研究所主任研究員 湯浅博

★ペンス副大統領の中国批判演説 詳報 翻訳・本誌編集部

★経団連よ、“中国信仰”を捨てよ 監視国家に利用され続けていいのか 産経新聞特別記者 田村秀男

★文化も歴史も、言葉までも奪われる民族の叫び 

ペマ・ギャルポ×オルホノド・ダイチン×イリハム・マハムティ 中華帝国は“解体”すべきか

★デジタルよ、さらば?! スマホ一極主義の陥穽 評論家 小浜逸郎

★北海道地震 原発が動いていればブラックアウトはなかった 産経新聞論説委員 長辻象平

★原発再稼働でアベノミクスは完成する 社会保障経済研究所代表 石川和男

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【追悼 佐々淳行】

★危機管理のプロ 未完のオーラル・ヒストリー 東京大学名誉教授 伊藤隆

★通夜・葬儀で悲しみの声

★復刻! 佐々淳行の正論大賞受賞記念講演/「正論」欄名作

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★検証!「南京事件」の発信源 米国人宣教師たちの中国軍びいき ジャーナリスト 池田悠

★シリーズ対談 日本が好き! 作曲家 すぎやまこういち×ジャーナリスト 井上和彦 家にはピアノもなかったけれど--

★巻頭カラー 業田良家 それ行け! 天安悶

★真ん中グラビア 西原理恵子  ぬるま湯 正論

【注目の連載】

★読売テレビ・チーフプロデューサー 結城豊弘 シネマ異聞 そこまで言う?!

★明治偉人列伝 女流講談師 神田蘭の見てきたようなウソをつき

★ネットバスターズ 最終回 「テレビを視ると死ぬ時代」 ITジャーナリスト 宮脇睦 

★SEIRON時評 安倍総裁三選の権力構造 評論家 江崎道朗

★産経新聞論説委員・政治部編集委員 阿比留瑠比 政界なんだかなあ

★よしなしこと サンミュージックプロダクション社長 相澤正久

★メディア裏通信簿 「新潮45」休刊 本当の罪

【リーディング】

★折節の記 高山正之

★フロント・アベニュー 二宮尊徳を教えよう 麗澤大学教授 八木秀次

★アメリカの深層 無理筋の判事「性暴行疑惑」 福井県立大学教授 島田洋一

★朝鮮半島藪睨み 韓国の武装解除と半島の未来 産経新聞編集局編集委員 久保田るり子

★近代以後 社会科学は厳しい学問 筑波大学教授 古田博司

★君は日本を誇れるか 天皇陵を「好奇心の餌食」にするな 作家 竹田恒泰

【グラビア】

★Eye Love Japan 最終回 ホームに重なる水平線 大西正純

★皇室歳時記

★雑誌「正論」45周年 記念パーティー 安倍晋三首相のメッセージ 歴史を正面から見つめ-、櫻井よしこ氏挨拶「我が国の言論空間の特殊」

★不肖・宮嶋の現場  新知事の後ろには…

★秋山庄太郎〈女優の肖像〉藤谷美紀 /文 内海陽子

【好評連載】

★セイコの「朝ナマ」を見た朝は 最終回 さらば愛しきセイコよ

★マスコミ走査線 最終回 石川水穂

★主婦の眼・ママの声 最終回 古巣に帰る

★映画ナナメ読み 最終回 ご愛読、心より深謝 山根聡

★読書の時間

★編集者へ・編集者から

★操舵室から

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