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「龍馬を斬った」男? “地元”静岡・島田で石像に

地元の初倉中学校の生徒8人によって除幕された今井信郎の石像=10月9日、静岡県島田市(石原颯撮影)
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 慶応3(1867)年、京都で坂本龍馬が暗殺された「近江屋事件」に関与したとも、実際に龍馬を斬ったともされる男の胸像が静岡県島田市で建立された。幕末の英雄として現代でも根強い人気を誇る龍馬。実行犯については諸説あるが、全国の龍馬ファンにとっては“敵役”ともいえる存在だ。その人物は明治に入り、静岡の初倉村(現島田市)で村長を務めるなど地域の発展に尽力した、物静かな人物だったという。

人望ある人

 男の名は今井信郎(のぶお)(1841~1918年)。もとは江戸幕府の幕臣で、京都の治安維持を担った京都見廻組に参加し、「近江屋事件」で龍馬を斬ったと後に供述した人物として知られる。NPO法人初倉まほろばの会によると、江戸・湯島の生まれの今井は明治11(1878)年、初倉村(現島田市)に移り住み、後半生は地域の発展に尽力したという。14年に榛原郡初代農事会長に就任したのを皮切りに、初倉村の4代目村長に就任。榛原(はいばら)高校の創設にも関わったとされ、同会の塚本昭一理事長(83)は「教育、政治、産業と人脈を通して幅広い活躍をした。(暗殺者として)つい怖いところに目が行ってしまうが、静かな物言いで人望がある人だった」と説明する。

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