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【スポーツ異聞】収まらない井上尚弥の衝撃の70秒KO劇のインパクト

WBAバンタム級世界戦で、フアンカルロス・パヤノ(右)を攻める井上尚弥
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 世界ボクシング協会(WBA)バンタム級王者の井上尚弥(25)=大橋=が、7日にフアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)を70秒で沈めた1回KO劇の余波が収まらない。8月に国際ボクシング連盟(IBF)スーパーバンタム級王座から陥落し、9月中には現役続行を決断していた岩佐亮佑(28)=セレス=は「先にあれを見ていたらやめていた」と告白。世界を驚かせた鮮烈なリングは、元世界王者のボクシング人生さえも変えかねない一戦でもあった。

 井上尚の初防衛戦で、主要3団体の王者ら8選手がトーナメント方式で争うワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)初戦でもあったパヤノ戦。会場へ足を運んだ岩佐が目の当たりにしたのは、日本ボクシング史に刻まれたKOシーンだった。

 前述した岩佐の告白が飛び出したのは、12日に開いた自身の現役続行会見でのことだった。井上の防衛戦を目撃したときには現役続行の意思を固めていたが、「(進退で)心が揺れていたときに試合を見ていたらボクシングをやめていた。『どうやったらあれ以上の試合ができるの』って思った。嫉妬を超えている。やってられない」と赤裸々に当時の心境を語った。

 岩佐の発言は続く。「ボクシングファンにとっては最高の試合でしょうけど、ボクサーだったら複雑。あれ以上には目立てない」。井上尚戦のアンダーカードで世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級王者の拳四朗(BMB)が完勝で4度目の防衛に成功していたが、「拳四朗はめちゃめちゃいい試合をしていたのに、(井上尚の)70秒で消えちゃった。人の試合をみて『やってられない』と思ったことはまずない。すねて帰りました」と振り返った。

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