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糖尿病ワースト県・香川 小学生から血液検査で効果は

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1人の医師が提唱した血液検査

 検査が始まったのは、同県三木町の医師、松原奎一(けいいち)さんの活動がきっかけだった。昭和52年に地元中学校の校医になった松原さんは、多くの生徒と接する中で、肥満傾向の子供の増加や病院に来院する子供の血液に異常値が多いことに気づいた。

 学校での血液検査の実施を教育委員会などに申し出たが、当時は取り合ってもらえなかった。そこで62年から1年生300人に対して自費で検査を開始。その後、町教委が費用を負担するようになり、県内の主要市の高松市や善通寺市、さぬき市など他の自治体でも小学生を対象に血液検査を行うなど、取り組みは少しずつ広まっていった。

 平成24年度には県の事業として検査は小学4年生が対象となり、初年度は全17市町のうち12市町で、翌年度からは16市町で実施。29年度は16市町の小学4年生計7647人が対象になった(東かがわ市のみ市独自で小学5年生を対象に実施)。血液検査が県内全域で行われるのは全国でも珍しいという。

数値改善の一方でハイリスクの子供も一定割合

 数値に異常が見られた児童には、学校側は校医や養護教諭、栄養教諭を通じ本人と保護者に栄養指導を行ったり、かかりつけ医への受診を促したりする保健指導を実施。早期発見、早期介入でリスクを減らすことを目指している。個別の検査結果は各保護者に送付している。

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