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「大阪人は納豆嫌い」は嘘…「好き」過半数、支出4倍

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 一昨年出版された石塚修・筑波大教授(日本文化研究)による「納豆のはなし 文豪も愛した納豆と日本人の暮らし」(大修館書店)では、江戸時代の文献に、納豆が現在の京都市下京区内で出回ったという記述があることを紹介し、「『関西には納豆を食べる習慣がない』というステレオタイプの俗信は真実ではない」と指摘している。

 では、なぜ関西であまり食べられなくなったのか。同書では、関西の納豆は「自家製が中心」で、「農村部での自家製造が衰退するにともなって食べられなくなった」とし、「納豆の食品としての流通経路が関西圏では構築され」なかったことを挙げている。これに対し、江戸・東京では、「なっと、なっとう」と納豆売りが練り歩く光景が日常化し、業者による製造と流通の経路が確保されていた。

 石塚教授は取材に、「関西であまり納豆が食べられなくなったのはおそらく高度成長期以降だろう。親世代が食べないと、次世代は食べなくなり、その次の世代は存在も知らなくなる。その間はざっと約30年だ。関西を含めた農村では、田んぼのあぜで大豆をつくり、その大豆からみそや納豆をつくったが、その習慣がなくなり、食べられなくなったのだろう」と説明する。

100回混ぜるべし、出できた糸がうまみ

 関西で納豆に関するヒットも出ている。大阪府内の草分けの納豆メーカー「小金屋食品」(大阪府大東市)が平成28年に、カップ入りの納豆を、豆の大きさ、トッピングから選べる直営店を大阪市西区にオープンし、女性客らをつかんでいる。

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