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【沖縄取材の現場から】鳩山由紀夫元首相が「生んだ」玉城デニー沖縄県知事の不安

 新しい沖縄県知事は、親指を突き立てるポーズでスタートを切った。

 9月末の沖縄県知事選に勝利した玉城(たまき)デニー氏は、10月4日に初登庁した。玄関で花束を受け取り、職員や県民が拍手する中でエレベーターホールにたどりついた玉城氏は笑顔だった。記者団から抱負をたずねられると、何も言わず親指を突き立てた。

 集まった記者団からは「あんなことする知事なんて珍しい」との声も上がったが、そんなことはない。親指を突き立てた首相もいた。鳩山由紀夫元首相だ。

首相も親指ポーズ

 平成22年6月1日、鳩山氏は国会内で民主党の小沢一郎幹事長(当時)、輿石東参院議員会長(同)との3者会談に臨んだ。鳩山氏はこの場で首相辞任を迫られ、翌日に鳩山内閣の退陣を表明している。だが、3者会談の直後に記者団から「続投ですか」と問われた鳩山氏は、笑顔で親指を突き立てただけだった。

 玉城氏が鳩山氏を連想させるのは、親指だけではない。玉城氏が国政進出を果たしたのは、鳩山氏率いる民主党が大勝した21年8月の衆院選だった。選挙で鳩山氏は、沖縄県宜野湾(ぎのわん)市の米軍普天間飛行場移設について「最低でも県外」と公約したが、政権発足後に迷走し、一度は否定した名護市辺野古への移設計画に回帰した。

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