PR

ニュース プレミアム

【日曜経済講座】北海道ブラックアウト 安定供給を脅かす電力自由化 

Messenger

 電気は大量にためておくことができず、電力の需要と供給は常に一致させなければならない。このバランスが崩れると、電気の周波数が乱れて照明がちらつき、工場では製品に不具合などが生じる。日本で初めて起きたブラックアウトは、この需給を一致させられなかったのが原因だ。

 北海道電力の苫東厚真(とまとうあつま)火力発電所(出力165万キロワット)が9月6日未明に震度7の地震で被災。発電機の緊急停止に伴い、北海道電は一部地域を強制停電させて需給バランスを保とうとした。一時は回復したが、発電機の故障が広がって電力系統が安定化できなくなり、最終的に全道約295万戸が停電に陥った。

 北海道電は地震発生時、電力需要の半分超を苫東厚真発電所に頼っていた。この「過度な火力依存」がブラックアウトを引き起こした一因とも指摘されている。政府は北海道電の対応をめぐる検証を進めているが、そこでは火力依存の電源構成などは議論の対象としていない。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ