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【酒呑み鉄子の世界鉄道旅】心づくしのお・も・て・な・し。ジョージアが誇る「最新でモダンな国際レベルの列車」

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「ジョージア人が普通に食べるものを」とお願いして用意してもらったランチボックス。後でわかることだが、普通のジョージア人はもっとガッツリしたものを食べている。近ごろは健康志向の人が増えていて、これは意識高い系女子のセレクト
「ジョージア人が普通に食べるものを」とお願いして用意してもらったランチボックス。後でわかることだが、普通のジョージア人はもっとガッツリしたものを食べている。近ごろは健康志向の人が増えていて、これは意識高い系女子のセレクト

 終点まで5時間の長旅だが食堂車はなく、車内では自販機くらいしかないため、みんなが思い思いに弁当を持ち込み、家族や友達同士楽しげに食べたり飲んだりしている。パソコンを開いている人などひとりもいない。車内全体に、これからバカンスを楽しむウキウキした高揚感が満ち溢れている。

何くれとなく世話を焼いてくれた車掌が、ブランケットを持ってまたやって来た。車内は冷房完備で、寒さ対策としてブランケットを無料で貸し出している。ジョージアに限らず東南アジアなんかでも、なぜこれほど冷やすのかと思うが、これもおもてなしなのだとか(だから東南アジアの旅行者に、日本の弱冷房車は非常に人気がない)。真っ赤なブランケットに仲よくくるまってニコニコしているジョージアの人たちを見ていたら、列車で旅をするということが、どれほど楽しいものかをあらためて認識させられた。

ジョージア人は乗り物好き。首都トビリシのほか、リゾート地バトゥミにもロープウェイがあった
ジョージア人は乗り物好き。首都トビリシのほか、リゾート地バトゥミにもロープウェイがあった

江藤詩文酒呑み鉄子/江藤詩文(えとう・しふみ)うまい酒と肴と料理を求めて世界を呑み歩くフード&トラベルジャーナリスト。車窓を眺めながらの飲み食いをこよなく愛し、寂しさを癒やす酒だけがひとり旅のお供。著書に電子書籍「ほろ酔い鉄子の世界鉄道~乗っ旅、食べ旅」全3巻。

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