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【酒呑み鉄子の世界鉄道旅】心づくしのお・も・て・な・し。ジョージアが誇る「最新でモダンな国際レベルの列車」

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 発車してしばらくすると、車掌が検札にやって来た。乗車券を確認するとともにミネラルウォーターのボトルを配る。「お水はガス入りとガスなし、どちらがよろしいですか」。物腰がやわらかく丁寧だ。座席も折りたたみ式のテーブルも化粧室も清潔。大切に清掃されているのだろう。

車窓の風景。ジョージアには「神様が国土を分けるとき、ワインを飲んでいて遅刻したジョージア人に神様がとっておきの自分の土地をくれた」(諸説あるそう)という言い伝えがあるとか。酒呑み天国らしいこの説を私は支持
車窓の風景。ジョージアには「神様が国土を分けるとき、ワインを飲んでいて遅刻したジョージア人に神様がとっておきの自分の土地をくれた」(諸説あるそう)という言い伝えがあるとか。酒呑み天国らしいこの説を私は支持

 車掌によると、1872年に創業したジョージア鉄道は、東ジョージアと西ジョージア、アジャリア自治共和国、さらにはアゼルバイジャンとアルメニアへも繋がる国際“交流”列車で、総延線1560kmとジョージア国内を網羅している(ま、実際には車でなければ行けない観光地も多々あるが)。車窓からは、“神様が特別に分け与えた土地”ジョージアの風光明媚な絶景を楽しめる。

きれいな景色を見るたびに、スマホで写真や動画を撮るのはいずこも同じ。セルフィー率も高い。ソーシャルメディアも盛んで、私の体験地では、インスタグラムをやっている人がロシアより多い感じだ
きれいな景色を見るたびに、スマホで写真や動画を撮るのはいずこも同じ。セルフィー率も高い。ソーシャルメディアも盛んで、私の体験地では、インスタグラムをやっている人がロシアより多い感じだ

 外国人の乗客も多いが、この路線では、特に週末はビーチリゾートを楽しむジョージア人が大半を占める。ジョージアでは、2014年にEU寄りの国づくりを始めてから、ビザの緩和が進んだこともあって海外旅行や国内旅行が庶民の余暇の過ごし方になった。つまりいま、国内・海外ともに旅行が大ブーム中。ちなみに日本へは、旧グルジア政府が、国名をロシア語に由来する「グルジア」から「ジョージア」へ変更してほしいと各国に要請し、2015年に政府がそれを受け入れたことから、もともと親日だったこともあって、親しみを感じている人が多いそうだ。そのうち日本への旅行もブームになるかもしれない。いや、ぜひそうなってほしいと願う。

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