PR

ニュース プレミアム

会員数は全国五指 静岡市唯一のミニシアター、支配人のもう一つの顔とは

Messenger

 なぜ映画館の入る建物の名が仏陀に由来するのか。その答えは、支配人を務めているのが建物の向かいにある宝泰寺の住職、藤原靖爾さん(73)だからだ。

 「全国を歩いてきたが、静岡市はゆっくりできる場所がない」(藤原さん)との思いから、ホールでは当初、人が集まるさまざまなイベントを催してきた。ところが、開館から10年ほどたったころから客足が伸び悩み、徐々に赤字が続くようになったという。特別な行事のとき以外は閉館することも考えたが、空調などのメンテナンスを維持しなければならない関係もあり、「とにかく毎日ホールに人を呼べるものとして思いついたのが映画館だった」と藤原さんは明かす。

 予算もあまりなかったことから、閉館となった映画館から映写機や座席を譲り受けた。25年にデジタルシネマ設備を導入するまで、修理を繰り返しながらも、ずっと譲り受けた映写機を大切に使用し続けていたという。上映する映画について藤原さんは「“生きる”“命”がテーマ」と言い切る。メジャー、マイナーを含め毎年1200本ほどの新作映画が世に出回り、映画配給会社から配られるDVDで新作映画をチェックしなければならない。副支配人の川口澄生さんは「毎日1本は見ている」というが、藤原さんは住職としての仕事もあるため「忙しくてなかなか(DVDを)見られない」と申し訳なさそうに話す。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ