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【野党ウオッチ】野党、沖縄県知事選の勝利に歓喜、参院選に向け共闘の期待膨らむが…

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すれ違う思惑

 国民民主党はこれまで、集団的自衛権の限定的行使を容認した安全保障関連法の廃止などを求める市民連合との意見交換会に参加してこなかった。しかし、9月に入って市民連合主催の街頭演説会に平野博文幹事長が参加したり、玉木氏が市民連合の山口二郎法政大教授と面会するなど、協力関係を模索している。

 玉木氏は9月25日の記者会見で「野党全体で、できるだけ力を合わせて頑張っていこうということだ。違いばかりを探っていると野党間の亀裂がむしろ深まって、かえって安倍政権を利することになる」と説明した。

 枝野氏も同月23日のBS朝日番組で「2年前の参院選は市民の呼びかけに地域ごとに政党が応じ一本化された。同じやり方しかない」と同様の考えを示し、相互推薦を目指す共産党と、立憲民主、国民民主両党の認識の差が鮮明になった。

 一方で、改選2人区をめぐる対応では、1人区と同様に野党候補の一本化を目指す国民民主党と、複数区に独自候補を擁立する方針を掲げる立憲民主党との間でさや当てが繰り広げられている。

 沖縄県知事選を機に「打倒・安倍政権」に向けて野党共闘への機運が高まるが、参院選で党勢拡大を図りたい各党の思惑はすれ違う。野党間の候補者調整はまだ時間がかかりそうだ。

(政治部 広池慶一)

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