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【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】偏った情報発信の罠

 残り3番組は控えめに言っても思い込みと情報の偏りの罠にはまっていた。3番組の共通項は(1)国際情勢についての質問がない(2)モリ・カケ問題に多くの時間を割き、もっぱら安倍氏の政治姿勢を論難した(3)加計学園問題で石破氏の果たした後ろ向きの役割には全く触れない-である。

 トランプ、プーチン、習近平各氏に加えて朝鮮半島には金正恩(キム・ジョンウン)、文在寅(ムン・ジェイン)の両氏。こうした周辺諸国首脳の顔ぶれを頭に浮かべるだけで、外交・安全保障政策が日本の命運をどれほど決定的に左右するか、容易に想像できる。経済・貿易、安全保障、拉致、北方領土など、課題山積の国際情勢についての質問が日本テレビ政治部長の小栗泉氏、「報ステ」の後藤謙次氏、「23」の星浩氏の誰からも出なかったのは驚きよりも失望だった。

 それが各局の方針なのか、番組によってはモリ・カケ問題に、全体の約3分の1を割くなど極端に内向き志向だ。

 討論の基調は安倍氏に一方的に厳しく、獣医学部の新設を全く認めない歴史が52年間も続いた岩盤規制を、これからも続けさせようとしたいわゆる「石破4条件」について、石破氏の説明責任を求める声も全くなかった。

 「エブリィ」の電話調査の結果、首相の「人柄が信頼できる」は支持理由の7番目にすぎなかったが、小栗氏は「森友・加計問題をめぐる安倍総理の説明について『納得していない』と答えた人が8割近くだ」とただした。

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