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【櫻井よしこ 美しき勁き国へ】偏った情報発信の罠

櫻井よしこ氏
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 わが国のメディアは物事の全体像をおさえて、バランスのとれた判断材料を提供し得ているか。偏った情報発信の罠(わな)に陥っていないか。自民党総裁選の報道を振りかえると疑問を抱かざるを得ない。

 日本のメディアは、金日成(キム・イルソン)の主体思想に共鳴する親北朝鮮勢力に席巻された感のある韓国メディアに似てきたのではないかと、心配している。韓国は新聞もテレビも、一部を除いて親北勢力に事実上乗っとられており、バランスのとれた情報発信が難しい状況に陥っている。

 このような思いは候補者の安倍晋三首相(党総裁)と石破茂元幹事長を招いた各局の報道番組を見てより切実になった。私が視聴したのは、「日曜討論」(NHK、9月16日)、「news every.」(日本テレビ、9月17日、以下「エブリィ」)、「報道ステーション」(テレビ朝日、9月17日)、「NEWS 23」(TBS、9月17日)、「プライムニュースイブニング」(フジテレビ、9月17日)の5番組である。

 玉石混交で、番組はNHK型、フジテレビ型、その他民放型に3分類できた。無論これは今回の自民党総裁選関連の報道に限った分類である。

 一番まともなのがフジテレビだった。アベノミクスからロシア外交、北朝鮮問題、憲法改正まで安倍、石破両氏の議論の焦点が拡散しないように、またかみ合うように、キャスターの反町理(そりまち・おさむ)氏が巧みな質問をし続けた。NHKは内政外交全般にわたって幅広く聞くべき課題を淡々とこなした。

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