PR

ニュース プレミアム

【アメリカを読む】アジア系キャストの映画が常識覆す大ヒット 「クレイジー・リッチ!」多様性重視が好影響

大ヒットを続けている映画「クレイジー・リッチ!」(2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND SK GLOBAL ENTERTAINMENT)
Messenger

 主要な出演者がアジア系の映画としては25年ぶりという「クレイジー・リッチ!」(日本公開9月28日)が、米国で爆発的な人気を博している。ハリウッドではこれまで、アジア系がキャストの映画やテレビはヒットしないと受け止められてきたが、大ヒットがきっかけとなってその考えが覆ろうとしている。(ロサンゼルス 住井亨介)

低予算作品

 米NBCテレビ(電子版)によると、「クレイジー・リッチ!」は公開から最初の5日間で、3500万ドル(約38億6500万円)の興行収入を記録。しかも3千万ドルという低予算だったといい、快進撃ぶりが多くのメディアで取り上げている。

 ニューヨーカーのレイチェル(コンスタンス・ウさん)が、故郷のシンガポールで友人の結婚式に出るという恋人のニック(ヘンリー・ゴールディングさん)に付き添ったところ、ニックが超大金持ちの御曹司であることが判明。自分以外セレブという中で繰り広げられる女の戦いを通し、「幸せ」を模索するというラブコメだ。

 CBSテレビ(電子版)は、「過去9年間で最も成功したラブコメ映画」と紹介し、配給会社のワーナー・ブラザーズが続編に取りかかっていることを伝えており、その人気ぶりは一過性とはみられていない。

多様性

 注目されているのは、興行収入ばかりではない。エンターテインメント雑誌「バラエティ」(電子版)は、「『クレイジー・リッチ!』が強く支持されているのは、映画の多様性をさらに広げるようハリウッドが求められているからだ」と分析。「この映画は文化的にとても意義深いうえ、(この数年)アジア系が映画の主要キャストになっていなかったという点で非常にユニークだ」とするワーナー・ブラザーズ幹部のコメントを載せ、米映画界に大きな変化をもたらす可能性を示唆している。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ