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【政界徒然草】沖縄県知事選に総力挙げる公明党 4年前と異なる事情

自民党総裁選で連続3選を果たした安倍晋三首相(右)を祝福する公明党の山口那津男代表。沖縄県知事選で両党は連携して勝利を目指している=20日午後、国会内(春名中撮影)
自民党総裁選で連続3選を果たした安倍晋三首相(右)を祝福する公明党の山口那津男代表。沖縄県知事選で両党は連携して勝利を目指している=20日午後、国会内(春名中撮影)

 公明党が沖縄県知事選(30日投開票)に総力戦で挑んでいる。前回の平成26年の知事選では、公明党沖縄県本部が米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移転計画に反対し、自主投票だった。今回は普天間飛行場の返還を訴える前宜野湾市長の佐喜真淳(さきま・あつし)氏(54)を自民党や日本維新の会、希望の党とともに推薦し、力の入れようは他党を圧倒している。何が公明党をここまで熱くさせているのか。

着々と地ならし

 「今回の知事選で公明党は佐喜真氏を全力で応援させていただく。沖縄が本来目指してきたものは分断や対立ではなく、対話や協調といった『和』の心で物事を前進させることだ。それに一番ふさわしい人が佐喜真氏だ」

 公明党の山口那津男代表(66)は10日、宜野湾市内で開かれた佐喜真氏の集会に出席し、こう訴えた。集会には自民党の二階俊博幹事長(79)、日本維新の会の馬場伸幸幹事長(53)らも参加し、佐喜真氏の勝利に向けて全力投球することを再確認した。

 前回は自主投票に回った公明党だが、今回は党本部推薦に向けて静かに地ならしを行っていた。自民、公明両党にとって幸いしたのは、毎月のように市長選などが相次いだ「選挙イヤー」の沖縄で、勝利を重ねたことだった。

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