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【政界徒然草】総裁選の「閣僚辞任圧力」はパワハラか権力闘争か

自民党総裁選に敗れた石破茂元幹事長は満足そうな笑顔を見せた=20日午後、東京・永田町の党本部(宮崎瑞穂撮影)
自民党総裁選に敗れた石破茂元幹事長は満足そうな笑顔を見せた=20日午後、東京・永田町の党本部(宮崎瑞穂撮影)
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 20日投開票の自民党総裁選は「圧力」が焦点になる不思議な選挙戦だった。石破茂元幹事長(61)率いる石破派(水月会)の斎藤健農林水産相(59)が安倍晋三首相(64)を支持する議員から「石破氏を支持するなら辞表を書け」と言われたと発言し、圧力だと反発した。石破氏は「パワハラ」と糾弾し、対する首相は「そこでひるんではならない」とまったく別の覚悟を求めた。両者の認識の違いには、石破氏が頂点を目指すために必要なヒントも隠されている。

権力奪取の覚悟

 「角福戦争のころは、こんなもんじゃない。とても激しい戦いだった。しかし『それでもなお』というのが政治家の勇気でないか」

 首相は、石破氏とそろって出演した17日放送の日本テレビ番組でこう強調した。過去の政争をひもときながら、政治家が権力を取る上での覚悟をただしたのだ。17日夜のテレビ朝日番組では発言者が確認できていないとし、「もしそういう人がいるのなら名前を言ってもらいたい」とたたみかけた。

 これを聞いた石破氏は「『被害者が名乗り出なさい』というのは、財務省のセクハラ疑惑に似ている」と、辞任した前財務事務次官を例に持ち出して反発した。「何派であろうと国家・国民のために働くもので、同じ自民党の同志だ。この問題を『風物詩のようなもの』『よくあること』という自民党にしたくない」と憤った。

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