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【アメリカを読む】セリーナ・ウィリアムズVS審判 「性差別」と訴えた女王に米国人は賛同か幻滅か

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 一方で、大会から数日がたってから、セリーナの主張に異議を唱える意見も出始めた。四大大会18勝の記録を持つ元テニス選手で、同性愛者のマルチナ・ナブラチロワ氏は、ニューヨーク・タイムズ紙(9月11日付)に「セリーナが間違えたこと」と寄稿を載せた。

 ナブラチロワ氏はテニスの世界に限らず、性差による二重基準はあると言及しつつも、「『男子なら許されることは、女子もそうあるべき』という基準を当てはめるのは適切な考えとは思えない」と指摘し、こう続けた。「それよりもわれわれが問いかけるべきは、スポーツに誇りを示し、対戦相手にも敬意を表す正しい振る舞いとは何であるかだ」

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 今回の騒動が社会問題化したのは、セリーナの米社会での存在の大きさと無関係ではない。15年以上もトップ選手として君臨し、テニスの四大大会で23回の優勝経験を誇る実力者であるだけでなく、その生い立ちから、人種差別や男女差別と戦うオピニオンリーダーとしての地位も築いてきた。

 中西部ミシガン州で生まれ、幼少期に西部カリフォルニア州のコンプトンに移り住む。ギャングが多く住む貧困街で、銃撃事件も頻発していた。

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