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【太陽光発電は人を幸せにするか】(10)川勝平太静岡県知事も、小野達也伊東市長も最初は歓迎だった太陽光発電 想定外の開発に「ここまでになるとは…」

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 中田氏は「当時は公職についておらず、地元鎌田区の町内会長をしていた。鎌田区の厳しい財政事情に資することはないかと、区役員会の総意で、鎌田の区有地で平坦な部分を有効活用しようという話がありました」とし、「大阪の太陽光発電事業者から話があった。その後、それ以上、話が進まなかったのでそのままになっていました」と説明した。

 伊東市の佃弘巳前市長(71)時代に行われた太陽光発電所の積極的な誘致。同市やその周辺では、急峻な傾斜地に立つ太陽光発電所を目にする。

 天城霊園(伊東市八幡野)に向かう坂を登ると、途中に「イーゲート」(東京都渋谷区)、「イスズ」(川崎市)の1ヘクタール前後の太陽光発電所が見えてくる。イーゲートの発電所からは伊東の街並みが一望できる。ただ、この場所は建設中に土砂の流出があり、伊東市議会本会議でも取り上げられた。「イスズ」の社長は「土砂の流出などがないように配慮している。今までうちでは1件も事故はない」と取材に答えた。

 伊東市の北隣、静岡県熱海市下多賀では「さんふらわー」(熱海市)が山の急傾斜地に太陽光発電所を造った。

 これら住宅地を見下ろす急傾斜地の発電所などを見ていると「自然に優しい太陽光」は業者側のお題目に過ぎないのではないかと思えてくる。(WEB編集チーム 三枝玄太郎)

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