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【プロ野球通信】今季の巨人が12球団で突出している記録…「ミスター完投」のDNAを受け継ぐ先発陣

ブルペンで投手陣の様子を見る巨人・斎藤雅樹投手総合コーチ。現役時代は「ミスター完投」と呼ばれた=8月20日、川崎市のジャイアンツ球場(矢島康弘撮影)
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 リーグ優勝の可能性がなくなった巨人だが、今季、12球団の中で突出して多い記録がある。広島3、ヤクルト4、中日9、DeNA2、阪神3、西武7、ソフトバンク6、日本ハム8、オリックス2、ロッテ6、楽天10、そして巨人18(9月17日時点)。

 これは投手の完投数だ。巨人は菅野智之が7回、山口俊が6回を数え、この2人だけで計13回。このほか、メルセデスが2回、今村信貴、内海哲也、田口麗斗が各1回マークしている。

 とりわけ今季の巨人先発陣は、長いイニングを投げることにこだわりが強いようにみえる。

 菅野は昨季沢村賞に輝いたが、選考基準である「10完投」と「200イニング投球」は達成できなかった。今季の大きな目標に、この2つの達成を掲げている。

 今季の残り試合を考えると、菅野の登板はあと3試合程度とみられる。9月17日時点の投球イニングは174回。完投数と合わせ、目標達成は微妙なところだ。

 山口俊ももともとスタミナに定評がある選手。春季キャンプでは多い日で200球以上投げ込むなどして肩をつくっていた。試合終盤でも球威が落ちないのは、こうした練習の賜でもある。

 常々「長いイニング、完投を目指したい」と口にしていた山口俊。7月27日には史上79人目のノーヒットノーランも達成した。現在はチーム事情で抑えを任されている。

 近年では先発、中継ぎ、抑えの分業が進み、完投するケースは珍しくなった。かつては完投は当たり前で、巨人は1990年に70完投をマーク。今では信じられないような数字である。

 当時大黒柱だったのが、現在巨人の投手総合コーチを務める斎藤雅樹氏。「ミスター完投」の愛称で知られるように、一人で試合を投げ抜くタフネス投手だった。89年には11試合連続完投勝利という日本プロ野球記録を打ち立てている。

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