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【特派員発】空前の「日本式飲食店」ブーム 本格おもてなし、旅行での体験追い求めて 韓国・桜井紀雄

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 「一流」4店舗を展開する朱成俊(チュ・ソンジュン)代表(50)は、日本で出合ったジンギスカンのおいしさと羊肉なのに臭みがないことに衝撃を受けた。「韓国で他に誰もやったことのない店を」と日本で料理法やノウハウを学んだ。

 こだわったのは良質の肉と五感で味わってもらうこと。さらには徹底した日本流の「おもてなし精神」だ。従業員が日本を知るため、あえて日本人アルバイトも多数雇っている。

 唐がらしを使ったキムチも置かず、生ビールなど酒類も日本式にこだわる。臭いがきつい印象のある羊肉料理とあまりの徹底した日本式に、周囲は「韓国では、はやらない」と反対した。その声を押し切り、今や浮き沈みが激しいといわれる弘大地域で不動の人気を得た。同店をまねたジンギスカン店も増え続けている。

江戸と昭和の雰囲気

 弘大地域の別の一角では、日本の屋敷を模した大きな店舗が照明で浮かび上がり、幻想的な雰囲気を醸し出していた。アニメ映画「千と千尋の神隠し」から飛び出してきたような建物だが、至る所に日本語の看板やポスター、ちょうちんが掲げられている。

 店内には、日本の居酒屋式の個室のほか、屋台をイメージした席もある。

 すしチェーンを展開していた金泳兌(キム・ヨンテ)代表(39)が昨夏、韓国の家屋を丸々改装してオープンさせた「金泳兌の居酒屋村・夢の横町」で、日本留学時代に日本料理にはまった金代表の「夢を形にした」店だ。

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