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【クローズアップ科学】はやぶさ2、いよいよ本格探査へ 週内にロボット投下、岩との戦い始まる

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見えてきた素顔

 これまでの探査で、リュウグウの特徴はかなり分かってきた。直径は約900メートルで、そろばんの玉のような独特の形をしており、地球とは逆向きに自転している。

 予想外だったのは水が枯渇している可能性があることだ。水を豊富に含む鉱物があると考えられていたが、地表の9割以上を観測しても見つかっていない。吉川真ミッションマネージャは「これが意味することを科学で突き詰め、解明したい。初めて行く天体では何があるか分からない」と話す。

 この言葉を裏付けるように、物質採取の準備のため先週行った降下訓練は途中で中止に。レーザーの反射を利用して地表との距離を測る際、反射率が低く計測できなかったためで、探査の難しさをうかがわせた。

 来年は2月に地表で2回目の物質採取を行う見通しで、春には人工クレーターを作り世界初となる地下の物質採取を目指す。

 トラブルが続発した初代はやぶさの探査から13年。日本の技術向上を世界に示す活躍を期待したい。

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