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【クローズアップ科学】はやぶさ2、いよいよ本格探査へ 週内にロボット投下、岩との戦い始まる

探査機「はやぶさ2」から小惑星「リュウグウ」に向け投下される小型ロボット「マスコット」の想像図(JAXA提供)
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 探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」に到着して間もなく3カ月。今月下旬に小型ロボットを地表に投下し、本格的な探査が始まる。無数の岩が転がる厳しい環境の中、来月には初代はやぶさが苦戦した物質採取に挑む。(草下健夫)

ジャンプして移動

 はやぶさ2は6月下旬に到着後、通常は高度約20キロでリュウグウの観測を続けている。本格探査の第一歩は今月21日。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型ロボット「ミネルバ2-1」の投下だ。

 直径17センチ、高さ7センチの円筒形で、重さは約1キロ。高度約50メートルまで降下しながら2機を北半球に投下し、地表の撮影や温度の測定を行う。

 狙いは微小な重力環境での移動技術の実証だ。リュウグウは重力が地球の8万分の1しかなく、車輪は機体が跳びはねてしまうため使えない。

 そこでビー玉を床で弾ませるように、回転するモーターの勢いでジャンプし、着地する際の反動を利用して距離を稼ぐ独自の方式に挑む。地球からの指示は受けず、自律して活動する。

 初代はやぶさも小型ロボットの着陸を試みたが、プログラムのミスで上昇中に投下して失敗しており、成否が注目される。

 ドイツとフランスが共同開発した小型ロボット「マスコット」も来月3日、南半球に投下する。鉱物の調査や温度測定、磁場の有無の検証などを行う。

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