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北村龍平監督「ハリウッドは魔界」 悶々からの脱却で撮った低予算の新作「ダウンレンジ」で“原点回帰”

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 監督の言う「原点」とは、低予算で作っていたころの自主映画「DOWN TO HELL」(1997年)や「ヒート・アフター・ダーク」(99年)、「VERSUS-ヴァーサス-」(2001年)のことだ。「普通だったら100万回諦めるところを諦めずに撮ったから、結果的にハリウッドにつながった。いつでも腹はくくっているんですよ、“ここに戻れる”って」

 立ち往生した若者たちに向けられる凶弾。彼らは助かるのか。スナイパーの目的は?…本作のことを北村監督は「日本人のプロデューサーと監督がアメリカで作ったインディーズ映画」「広大な空間で閉所恐怖症の感覚が味わえる映画」と説明する。「昔見た『激突!』『ヒッチャー』『悪魔のいけにえ』といった、説明が何もない、ただ恐ろしい映画が最近ない。今はなんでも状況を説明しようとする映画ばかり。もっと体験型というか本能に“ガツン!”とくるような映画を作りたかった。これで僕の存在意義を世界に証明したいという思いがあったんです」

 ■北村龍平 大阪生まれ。17歳で豪州へ渡りスクール・オブ・ビジュアル・アーツ映画科に入学。1997年に自主映画「DOWN TO HELL」が第1回インディーズムービー・フェスティバルでグランプリ受賞。99年、渡部篤郎主演「ヒート・アフター・ダーク」で劇場映画デビュー。2001年の長編デビュー作「VERSUS-ヴァーサス-」が世界的な評価を得る。ほか「あずみ」「ゴジラ FINAL WARS」「ルパン三世」を発表。拠点をハリウッドに移し「ミッドナイト・ミート・トレイン」「ノー・ワン・リヴズ」を手がけた。

(WEB編集チーム 伊藤徳裕)

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