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【木下隆之の試乗スケッチ】BMW X2 スポーティな「末弟」は都会が似合うSUV

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ターボチャージャーで力強い走り味

 ともあれ、走り味はXの名に恥じない。クーペらしく、スポーティフィールにあふれている。

 試乗したのは「Xドライブ20i」つまり、直列4気筒2リッターターボエンジンを搭載する4WDである。エンジンは最高出力192psを発揮。低回転域からあからさまにターボチャージャーの過給が加わるから、排気量から想像するよりも大幅に力強い。

 車高が低いことは重心が低いことを意味しているようで、フットワークも洗練されている。クロスカントリー風の無骨な走り味はまったくなく、都会を闊歩するのが相応しい乗り味だと思えた。

 BMW家に新しく加わったX2は、いわば偶数系Xにもっとも遅れて生まれてきた三男である。でもやっぱり、ボディはコンパクトであってもBMW流SACの思想は色濃く残されていると思えた。

 「木下隆之の試乗スケッチ」は、レーシングドライバーで自動車評論家の木下隆之さんが、今話題の興味深いクルマを紹介する試乗コラムです。更新は原則隔週火曜日。アーカイブはこちらから。

 木下さんがSankeiBizで好評連載中のコラム「木下隆之のクルマ三昧」はこちらから。

【プロフィル】木下隆之 きのした・たかゆき レーシングドライバー、自動車評論家、ブランドアドバイザー、ドライビングディレクター。東京都出身。明治学院大学卒業。出版社編集部勤務を経て独立。国内外のトップカテゴリーで優勝多数。スーパー耐久最多勝記録保持。ニュルブルクリンク24時間(ドイツ)日本人最高位。雑誌/Webで連載コラム多数。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。日本自動車ジャーナリスト協会会員。

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