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【大人の遠足】長野・塩尻「奈良井宿」 江戸時代の建築群、目の当たりに

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 生きる知恵だな、としみじみ思ったのは、来訪者に中村邸の由来や意匠などの説明をしている横関博政さん(66)のお話を聞いたとき。その伝によれば、板大戸の隣にある蔀(しとみ)という戸が3分割できるそうで、最上部の1枚は、内側につり上げ、中央と最下部の2枚を取り外して障子戸と入れ替えれば、採光できるのだという。

工匠の技にも感心

 工匠の技にも感心させられた。中村邸の庇は、「鎧庇(よろいひさし)」といい、板を1枚ずつ階段状に重ね合わせてある。それを抑える桟木(さんぎ)は、「猿頭(さるがしら)」と呼び習わされているとのこと。

 猿頭の一つが建物内に展示されていて、「正面からみてごらん。サルが縦に並んでいるように見えませんか」と横関さんに手引きをしてもらった。しげしげと見れば、なるほど、そのように見えてくる。猿頭という呼称のゆえんなのだそうだ。

 沿道には、中村邸より間口が広い「上問屋 手塚家住宅」や、旅籠(はたご)だった「徳利屋」など、江戸時代の建築群を目の当たりにできる。木工業が盛んな土地柄でもあるから、お土産屋さんの店先には、曲げ物の弁当箱やくし、漆器などが並ぶ。

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