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【酒と海と空と】3年目の「辛口産経」造り(5) 酵母の踊りを夢想 ラピュタの城には感嘆

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【酒と海と空と】
3年目の「辛口産経」造り(5) 酵母の踊りを夢想 ラピュタの城には感嘆

宿根木のたらい舟に乗る記者(右)と体験者の山沢五月さん(中央) 宿根木のたらい舟に乗る記者(右)と体験者の山沢五月さん(中央)

 麹室での作業を終え、仕込み室に戻るが、今日は特にタンクを使った作業はない。なぜなら「踊り」の日だからだ。踊りと言っても、蔵人や体験者たちが仕込み室で酒を飲みつつ乱舞するような、怪しげなイベントでは決してない。タンク内の酵母の増殖を進ませるため、わざと何にも手を加えないのである。そのため、午前中は先程まで仕込み室で使っていた道具類の後片付けや、床の清掃などをして作業は終了してしまった。仕込み室を出るときにちらっとタンクを振り返る。タンクの中で酵母たちが「踊る阿呆(あほう)に見る阿呆」などと叫びながら次々に増殖していく…。そんな、くだらない想像が頭に浮かんでしまう自分に苦笑してしまった。

海岸まで足を伸ばすと…

 次の作業まではまだしばらく時間がある。さて、この酒造り連載のタイトルは「酒と海と空と」だ。実はこのタイトル、佐渡に行く前に決定したものだ。ということは、空に行くのは無理でも、海に行かなくてはタイトル詐欺になってしまうのではなかろうか…。

 そういう訳で(?)体験者のみなさんを誘って、ドライブがてら小木方面の海岸まで足を伸ばすことにした。佐渡島の南端にある宿根木にも立ち寄り、青い海に浮かぶ木製のたらい舟に乗ったり、趣のある町並みで記念撮影したりと参加者たちで大いに楽しんだのだが、読者の皆さんが今後訪れるときのことを考えて、ここではあえてつまびらかにしないでおこう。

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