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中国のウイグル弾圧「憎しみ生むだけ」 日本在住の親族ら悲痛な叫び

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 こんな例もある。

 日本に留学しているウイグル族女性は、すでに定年退職を迎えて静かな老後を過ごしていた60代の両親が再教育施設に連行された。「きっと私が日本に留学しているからだ」。両親が今どうなっているのかは全くわからず、「一刻も早く無事に帰って来てほしい」と祈る日々だ。

 また、17年前から日本で暮らすウイグル族男性も昨年、甥といとこ(女性)が連行対象となった。甥は海外への留学経験があったことが、いとこは女性のイスラム教徒が頭部を覆うベールを着用して親族の葬儀に参列したことが原因になったとみられるという。

二度と戻れない

 こうした中、新疆にいるウイグル族は当局からにらまれるのを恐れ、海外の親族とは連絡を取りたがらなくなった。国外在住のウイグル族は、親族の近況や無事さえ確認することができない状況だ。

 日本国籍を取得しているザイトゥナさんも、親族から「新疆には二度と戻らないほうがいい」と言われ、母親と会うことや父親の墓参りはもうできないと覚悟している。

 「私はずっと中国を、自分の祖国として誇りに思ってきた。中国が大好きだった。でも今はその感情は一切ない。中国当局のウイグル族に対する一連の行動は何も解決しない。憎しみを生むだけだ」。ザイトゥナさんは、こう訴えた。

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